メンデスの山羊の起源
「メンデスのヤギ」の起源は、古代エジプトにまでさかのぼります。何千年も前、エジプト中の多くの都市でヤギやラムが崇拝されていました。ヤギはサタニズムの代名詞です。角は、角を持つ神々や女神を表しています。また、ヤギは多くの異なる文化や時代において、豊穣の象徴でもありました。豊穣のシンボルとしてのヤギは、宗教的な儀式の中心となっており、その歴史はシュメールにまでさかのぼります。
ヤギは豊穣の象徴です。生命力、ヴリルを増大させる豊穣さは、蛇を活性化させ、上昇させます。「千の若きヤギ」とは、サンスクリット語で「千の花びらの蓮」を意味するクラウンチャクラ「サハスラーラ」を指します。
メンデスの山羊
エジプトの魔術、知識、知恵の神プタハ(サタンの別名)は、ヤギになりました。また、都市メンデスでは雄羊として崇拝されていたこともありました。メンデスのヤギと雄牛は、エジプト語で「魂」を意味する「Ba(バ)」を表していました。プタハは偉大な魔術師であり、「蛇の主」と考えられていました。(注1)
(訳者注:プタハ(Ptah)は、古代エジプトの都市メンフィスで信仰された創造神。プターとも呼ばれる。プタハを世界創造の神とするメンフィス神学という独自の神話体系を持っていた。その内容は、シャバカ石と呼ばれる碑文によって知られている。アピス牛は、メンフィスでは、プタハの分身とみなされて崇拝された。紀元前1540年頃には、アピス牛としてこの世に現れるとも信じられて、さらに多くの地域で崇拝された。ウィキペディアより)
キリスト教の「子羊」に対抗してヤギが発明されたという、無知に基づく多くの誤った主張があります。キリスト教で子羊が使われるようになったのはずっと後のことで、実際には牡羊座(春のイースターの子羊)に基づいています。キリスト教のすべては、それ以前の宗教から盗まれ、堕落しています。
角のあるヤギは直接エンキ(サタン)のことでもあります。角のあるヤギの星座(やぎ座)は、「太陽の南門」として知られる冬至の時期です。(注2)
「ヤギ」は、初期のバビロニア時代には 「エア」(エンキ/サタン)という神として知られていました。エアは、「広大な知性の持ち主であり、聖なる目の主」として知られ、自分の民を守り、人類に知識と文明をもたらし、与える存在でした。蛇の姿で表現された彼は、「エデンの園」で「生命の木の蛇」となり、至福の無知ではなく、学習と知識を奨励しました。エアが地球を歩き回るときはいつもヤギの姿をしていました。エアは「光の父」とされ、紀元前15,000年頃の彼の祝宴はヤギの皮をかぶって行われていました。
サタニズムは、実は世界最古の宗教なのです。サタニズムは、キリスト教の「発明」や「逆にしたもの」ではありません。
古代エジプト人のメンデスの山羊のイメージ:
参考文献
Veronica Ions著「Egyptian Mythology」の124ページには、プタハがヤギの形をしていたと書かれています。
Veronica Ions著「Egyptian Mythology」103ページ(注1)
Bernadette Brady著「Brady's Book of Fixed Stars」、300-301ページ。(注2)
「New Larousse Encyclopedia of Mythology」 56ページ
Jobes著「Outer Space」
© Copyright 2015, Joy of Satan Ministries;
Library of Congress Number: 12-16457
https://www.joyofsatan.org/www.angelfire.com/empire/serpentis666/Goat.html
The Origins of the Goat of Mendes
(原文)
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